では実際の施術の流れを写真で追ってみます♪
楽器全体のチェックのあと、先ずはネック調整からはじまります。
左右で違う、反りのポイントを細かくチェックします。
ネックが真っ直ぐになっていないポイントに対し、優しく「トントン」して、出来るだけ真っ直ぐな状態にします。
ペグ周りのネジが適切なトルクで締められているかチェック。
ネック、ヘッド周りがスッキリしたら、次はボディです。
先ずは裏面の鳴りを細かくチェック。
振動係数が出来るだけ均一になるように、素手で優しく(時に厳しくw)「トントン」します。
ストラトなど、アーム付きの場合はこの時点で調整します。
裏が終わったら、今度は表面です。
裏面と同じくトントンしたり、ネジの締まり具合をチェック&調整します。
ボディ、ネック、ヘッドなどの調整が終わったら、次はオクターブ調整。
基本的に生音とコードの響きで合わせて行きます。
オクターブが終わったら、生音の試奏→アンプでの試奏。
この時にピックアップの高さ調整をします。
オプションですけど、おススメです!
ここまで来たら、ほぼ完成!
実際にオーナーの方に弾いて頂き、細かくトントンしながら整えて行きます。
そして最後に「ジャーン!」カッコいい鳴り方してれば完成です!